その魅力は「過激性」 映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」


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 連日、肌寒い日が続く日本に、南国の日差しを届けてくれる映画が公開された。「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」は、ゴッホやセザンヌと並び「後期印象派」の一人として著名な仏画家、ポール・ゴーギャン(1848~1903年)のタヒチ滞在を描いた作品だ。メガホンをとったエドゥアルド・デルック監督はゴーギャンの魅力について「ひと言で言うと『過激性』。自分が求めるものを実現させるためには、型にはまった芸術や政治、倫理観に対して決して妥協しなかった」と語る。

 ■浮世絵の影響

 ゴーギャンは世俗にまみれた近代主義のパリには「描くべきものがない」と、1891年に未開の地・タヒチへ旅立つ。憧れた南国の島で現地女性を妻にし創作に励むなかで、「アハ・オエ・フェイイ?(あなたは嫉妬している?)」といった名画を描き上げていく。ゴーギャン役はバンサン・カッセル。持ち前の野性的な魅力がぴったりだ。

 “型破り”なゴーギャンは日本の浮世絵にも傾倒していた。映画ではタヒチのアトリエに葛飾北斎が富士山を背景に巨大な波を描いた浮世絵「神奈川沖浪裏(なみうら)」が壁に貼られている。「自然と深い関わりを持つ浮世絵に彼は深い感銘を受けていた。多くの作品を収集していて、文献を読むと彼のインスピレーションの源の重要な要素になっていたことが分かる」。本編に出てくる「神奈川沖浪裏」は装飾スタッフが選んで貼ったのだが、「有名すぎて存在感がありすぎて、思わず“エッ”と思ったよ」と笑った。


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 ■異国への憧憬

 浮世絵やタヒチ…。ゴーギャンはなぜこうも遠い異国の文化にひかれたのだろうか。「彼は生後6カ月のときに(共和主義者の)父親がナポレオン3世の政権から逃れるため長い船旅でペルーに渡った。そうした幼いころの経験がその後の創作活動に大きな影響を及ぼしたのだろう」

 デルック監督は仏国立高等美術学校エコール・デ・ボザールの学生時代にゴーギャンの紀行エッセー「ノア・ノア」と出合った。「ゴーギャンが自分の言葉で書いた滞在記。『野性に帰りたい』という衝動、幻想と現実との葛藤、原始的文化が喪失していく恐怖-。多くの要素が凝縮しているので、ぜひ映画化したかった」

 “型破り”なゴーギャンの生き方は、画一化が進む現代社会が失いつつあるものに気づかせてくれるに違いない。

引用:その魅力は「過激性」 映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」


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